リハビリ施設を探していると自費リハビリという言葉を目にすると思います。
最近、各地で自費リハビリの施設が増えているのですが、
そのサービス内容が分からないという方も多いのではないかと思います。
今回の記事では自費リハビリのサービス内容を紹介し、
自費リハビリの利用に適している方がどんな方なのかを紹介します。
そして、最後には自費リハビリ施設の利用方法について紹介していきます。
興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。
目次:
1、自費リハビリ施設のサービス内容
(1)リハビリサービスについて
(2)その他のオプションサービスについて
2、自費リハビリの利用に適した方
3、自費リハビリの使い方
内容:
1、自費リハビリ施設のサービス内容
自費リハビリ施設でどんなサービスが受けられるのか気になるという方は多いと思います。
細かなサービス内容は施設によって異なりますが、大きく分けると2つのサービスがあります。
それはリハビリサービスとその他のオプションサービスになります。
それぞれについて紹介していきます。
(1)リハビリサービスについて
同然ですが、リハビリサービスはメインのサービスになります。
いくつか特徴があるので紹介します。
(特徴①:改善させるリハビリ)
自費リハビリ施設では、利用される方の希望を実現することを目標にしてリハビリをしていきます。
状態の維持を目指すのではなく、改善をさせるリハビリを目指しています。
(特徴②:オーダーメイドのリハビリ)
リハビリで成果を出すためには個人の身体状況に応じたリハビリをする必要があります。
そのため、自費リハビリ施設ではマンツーマンでのリハビリを行うことができるため、
自分に合ったオーダーメイドのリハビリをすることができます。
(特徴③:利用方法が自由)
多くの施設では、2つの利用方法があります。
リハビリの専門施設でリハビリを行う方法と自宅でリハビリを行う方法です。
その方の希望で利用方法を選択することができますが、
それぞれメリットとデメリットがありますので、
それを理解した上で決められることをおすすめします。
また、リハビリの回数や頻度も制限がないため希望するだけリハビリをすることができます。
成果を求めるとある程度のリハビリの回数や頻度が必要になってきます。
(特徴④:リハビリ機器を使ったリハビリができる)
多くの施設ではリハビリに効果的と言われているリハビリ機器を導入しています。
リハビリ機器を使用することで、リハビリの効果をより引き上げることができるものがあります。
成果を求めるからにはより効果的なリハビリがしたいと思うのは当然ですが、
リハビリ機器を使うことでその希望が叶うかもしれません。
(2)その他のオプションサービスについて
オプションサービスは施設によってあったりなかったりします。
よく見るものとしては、言語リハビリサービス、オンラインリハビリサービス、装具やインソールのサポートサービスになります。
(オプション①:言語リハビリサービス)
脳出血や脳梗塞の後遺症の1つに失語症というものがあります。
話すことや話を理解することが難しくなる症状です。
失語症には主に言語聴覚士(以降、STと省略)というリハビリの専門職がリハビリを行います。
この言語リハビリですが、病院にはSTがいるためどの病院でも受けることができますが、
病院以外にはSTが少ないため言語リハビリのサービスを受けられるところが少ないのが現状です。
ここについても自費リハビリの出番だと思います。
(オプション②:オンラインリハビリサービス)
最近は自費リハビリ施設が増えてきていますが、各地にあるというわけではありません。
そのため、中にはリハビリを受けたくても近くにないという理由で
受けられないという方も多くいらっしゃることと思います。
そんな方にも利用できるサービスとして、オンラインリハビリサービスがあります。
もちろん直接身体に触れることが出来ませんが、リハビリの専門職は動きを見ることで、
その原因を推察して効果的な運動方法や生活上のアドバイスを行うことができます。
ただ今のところ利用する方からすると少し物足りないサービスかもしれません。
今後、インターネット環境や他の機器類が開発されていき、
多くの方がより良いサービスを受けられることを願います。
(オプション③:装具やインソールのサポートサービス)
脳出血や脳梗塞の方の歩行を助ける道具に装具があります。
装具の耐用年数は一般的に3年程度と言われています。
長年使われている方は1度、専門職に見てもらうことも良いかと思います。
また、多くの方は入院中に装具を作られたと思いますが、
その頃と比べて身体機能が変わっている方は今の自分にはマッチしていないかもしれません。
気になる方はご相談されると良いと思います。
2、自費リハビリの利用に適した方
まず大前提として自費リハビリは誰でも受けられます。
そのため、興味のある方はご検討されても良いと思います。
私が考える自費リハビリの利用に適した方は
・介護保険サービスに満足していない方
・発症から時間があまり経っていない方
・身体機能が低下してきている方
・改善を強く希望される方
となります。
それぞれの方が自費リハビリに適している理由については他の記事で解説します。
3、自費リハビリの使い方
自費リハビリの使い方は制限がないため、利用方法は自由です。
リハビリ時間をしっかりと確保して成果を出したいという方は自費リハビリを中心にリハビリプランを組むのもいいですし、
介護保険サービスなどと併用して利用することもできます。
また、定期的な利用はしないけど身体のメンテナンスとして利用することもできます。
リハビリの必要性はお一人お一人によって異なります。
最適なリハビリプランを組むにあたって、自費リハビリは有効な選択肢と考えられます。
(より詳しい利用方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。)
まとめ:
今回は、自費リハビリのサービス内容を説明し、
自費サービスの利用に適している方と利用方法について簡単に紹介しました。
保険外のサービスになるため、制度による縛りがありません。
その分、自由に利用することができます。
最後までお読みいただけた方の力になれていれば幸いです。
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