これまでいくつか自費リハビリについての記事を書いてきましたが、
多くの方が本当に知りたいのは「本当に良くなるのか?」というところだと思います。
今回の記事では自費リハビリの効果について解説していきたいと思います。
ご興味のある方は最後まで読んでみてください。
目次:
1、自費リハビリの効果
(1)自費リハビリは万能ではない
(2)自費リハビリの強み
2、利用するか迷ったら取るべき行動
内容:
1、自費リハビリの効果
(1)自費リハビリは万能ではない
自費リハビリは高額なリハビリサービスです。
高額なお金を払うからには効果が出るだろうと多くの方は思うはずです。
そのように期待するのは当然のことと思います。
大前提として、リハビリというものは効果が必ずしも保証されるものはありません。
自費リハビリも同様です。
つまり、自費リハビリを受けたからと言って必ず良くなるとは言い切れません。
しかし、自費リハビリ施設はリハビリの成果を出し、
利用者さんの希望する生活を実現するための知識と技術を持っているリハビリ専門職が多くいます。
より専門的な知識やスキルを持っている方が多い印象です。
そのため、自費リハビリ施設ではより効果的なリハビリを受けることができる可能性が高いと言えます。
結局のところ、リハビリは自分に関わってくれるリハビリ専門職の知識やスキルによるところが大きいのが現状です。
(2)自費リハビリの強み
自費リハビリ施設でリハビリをしたからと言って必ず良くなるとは言い切れないと伝えましたが、
自費リハビリ施設には特徴的な強みがあります。
私が考える自費リハビリの強みは、
・よくなりたいにコミットしてくれる
・思う存分リハビリができる
・スタッフ教育がしっかりしている
です。
(よくなりたいにコミットしてくれる)
保険内のリハビリではその性質上、一定レベルに達したら利用することができなくなってしまいます。
病院では病状が安定し、自宅もしくは施設で生活が送れるようになったら退院することになります。
介護保険では要支援・要介護状態から脱すると、サービスを受けられなくなります。
このように公的な保険サービスでは、求める生活レベルを実現する前にリハビリサービスが受けられなくなってしまうことがあります。
その半面、自費リハビリでは利用する方の希望を実現するための支援を行います。
そのため、より高いレベルの目標や保険内では対応困難なケースに対してもリハビリを実施できることが多いです。
また、制度上の制限もないため希望実現のために、様々な視点からアプローチを試みます。
リハビリ(運動、施術など)だけでなく、目標達成のために必要な要素を把握し、
目標実現のために力を発揮してくれます。
(思う存分リハビリができる)
以前の記事でも紹介しましたが、自費リハビリには利用回数、利用頻度の制限はありません。
そのため、希望するだけリハビリを行うことができます。
リハビリの特性上、効果を出すためにはトレーニングを繰り返し実施する必要があります。
これは多くの研究結果からも証明されていることです。
つまり、利用回数や利用頻度に制限がない自費リハビリは
リハビリで効果を出すためにはおすすめのリハビリ施設と言えます。
(スタッフ教育がしっかりしている)
自費リハビリ施設は特にスタッフ教育がしっかりとされていることが多いと感じます。
運営上の話になりますが、
保険内サービスとの最大の違いは利用者さんの獲得が難しいということにあります。
病院や介護保険施設では、患者さんや利用者さんが来なくなることは少ないです。
しかし、自費リハビリでは利用者さんが来ることの方が少ないこともあります。
利用者さんが来なければ、利益が出ないため運営を続けることができなくってしまいます。
そのため、しっかりと成果を出すことが必要です。
多くの自費リハビリ施設では、リハビリを通して利用者さんの希望する生活を実現するためにスタッフ教育に力を入れています。
スタッフ教育では病気や身体、リハビリのことはもちろんですが、
利用者さんの今後の生活を見据えたアドバイスができるよう、
様々な知識が身に付けられるような研修を実施しています。
スタッフ教育が整っている施設でリハビリをすることで皆さんも安心できると思います。
2、利用するか迷ったら取るべき行動
自費リハビリ施設の強みについて、ご理解いただけたかと思いますが、
多くの情報を収集しても利用するかどうか迷ってしまう方も多いはずです。
インターネットでの情報収集の段階でとどまっている方は、
一度、自費リハビリ施設に見学や体験に行くことをおすすめします。
どこの施設も見学や体験ができるようになっています。
実際に施設に行くことで、
・施設の雰囲気を知ることができる
・どんなスタッフが働いているのかが分かる
・受けることができるリハビリサービスが分かる
・どの程度リハビリ成果が期待できるかが分かる
・自分にとってどんなリハビリが必要を説明してくれる
などといったメリットがあります。
これらのメリットはインターネットの情報や知り合いからの情報だけでは決してわからないものです。
また、実際に施設に行くことで今後通うことになった際のイメージが具体的に湧くと思います。
施設に行ってみて自分が望むものと違うと思ったら、利用するのを辞めればいいだけです。
少しでも自費リハビリに興味があり、色々と調べているようでしたら、
施設に見学や体験に行くという行動に移すことをおすすめします。
きっとあなたにとって有益な情報が得られるはずです。
まとめ:
今回は「自費リハビリ施設でリハビリをすると本当に良くなるのか」
という疑問について解説しました。
自費リハビリ施設だからと言っても
リハビリの成果が出ることが保証されているわけではないということが
分かっていただけたかと思います。
しかしながら、自費リハビリ施設には特有の強みがあり、
リハビリで成果を出すためには必要な要素が多くあります。
今回の記事が皆様の力になれていれば嬉しいです。
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