【活動記録】 スマホ講座①(熟年相談室江東園江戸川)

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江戸川区の地域包括支援センター(江東園江戸川)からの依頼を受け、高齢者向けにスマホ講座を実施してきました。
参加された方は普段からスマホを利用している方ではありましたが、
疑問を持ちながら使用をされているような方が多くいらっしゃいました。

リハ職としてはなかなか珍しい依頼だと思いますが、実施内容の一部を紹介します。
ご興味のある方は最後までご覧ください。

内容

今回は、江戸川区の地域包括支援センター(江東園江戸川)で独自に行っている、介護予防リーダーの養成事業の参加者さんから
「スマホの使い方を知りたい」という声が上がり、実施することになりました。

講座の内容としては

  • 通話のかけ方と受け方
  • 電話帳登録の方法
  • LINEの使い方(友だち登録、メッセージ、LINE通話、写真の送受信、写真の保存)
  • 保存した写真の確認

を実施しました。

教室の様子

参加者は9名で、全員スマホを持っており、普段から通話は行える方が多くいましたが、
まだ満足に活用することが出来ていないという方が多くいらっしゃいました。

すでに同じ事業に参加しているメンバー同士という事で、講座内ではワークの時間にお互いに協力し合いながら実施が出来ていました。

スライド資料を活用しながら、基本的な説明も実施しましたが、
実際に手を動かして実践しなければ覚えることは出来ません。
細かくメモをする方もいましたが、とにかく実際にご自身のスマホを操作し、参加者同士で作業をしてもらう時間を多く確保しました。

スマホ画面を見せながら説明
自身のスマホで操作している様子
参加者同士でサポートし合っています

参加している方からも作業実施中に様々な質問が飛び交い、それぞれの方のスマホで実施できる方法をお伝えすることもでき、今回の実施内容を概ね実施が出来る状態になりました。
ただ、本当の意味での習得にはここでの練習だけでは足りないため、ご自宅でも取り組んでもらうことをお伝えしました。

講座の終了時には、参加者の方からご好評を頂くことが出来ました。
アンケート結果も載せておきますので、興味のある方は下記からアクセスしてみてください。

気づいたこと・今後に向けて

今回は、江戸川区の地域包括支援センター(江東園江戸川)からの依頼を受け、スマホ講座を実施してきました。

高齢者のスマホ利用者数は増えてきていますが、まだ十分に活用できている方は少ない状況です。
しかし、デジタル技術の普及により、様々な情報を得て、サービスを活用するためには、
一定レベルにスマホを活用できることが求められる時代にもなりつつあります。

過去にも他のエリアでスマホ講座を実施する機会が何度かありましたが、
高齢者の方がどこで躓いていて、どのように説明したら理解しやすいかなどを考えながら実施することで
難しいと思われるスマホの活用は高齢者の方でもできるようになります。

また、参加者の方の反応を見て、今後どのようなところで困ることが起こるかなどの予測もしながら
補足説明をすることで、スマホ利用への心理的ハードルを下げることが出来ます。


このような点は、普段から高齢者に関わっているリハ職としての経験が活きる場と感じました。

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