活動内容
先日、住民向けの体力測定会にスタッフとして参加してきました。
コロナ禍のため、会場の感染対策は徹底し、参加者の方にもご協力いただいた体制で実施しました。
今回の測定項目は握力、5m歩行、身長、片足立ち、体組成計で実施し、
理学療法士がその結果をもとにフォードバックをするという形で実施しました。
この体力測定会はフレイル状態の早期発見と介護予防普及を目的としています。
参加された方の中には、まだまだ元気な方もいる一方で、
今後何かしらの対策が必要である方もいらっしゃいました。
今回の体力測定会がご自身の身体の状態を知るきっかけとなり、
介護予防の重要性・必要性を伝えることが出来ていたらいいなと思っています。
また個人的には、昨年度も同様の会にスタッフとして参加したのですが、
今年は全8会場中、6会場に参加させていただきました。
回を重ねるごとに参加者の方への対応方法や会全体の流れを理解し、
フィードバックの質も上がってきたように感じています。
来年度も声がかかれば参加していきたいと考えていますので
来年は今年よりももっと有益なアドバイスができるよう
知識をさらにアップデートしておきたいと思います。
気づいたこと・今後の意気込み
今年度の体力測定会に参加して思ったことは元気な高齢者が多いということ。
そして、介護予防にすでに取り掛かっている方が多い。
少し安心したと同時にこのようなイベントに参加していない方の中に本来アプローチしたい層の方々がいるのだろうとも思います。
参加者の中には、「家族が最近身体が衰えてきているけれど何もしていなくて...」という方もおられました。
その反面、「この時は何をしたらよい?」と積極的にご自身の問題に向き合い、解決しようと奮闘されている方もいます。
このままでは高齢者の中でも、介護予防への意識や取り組み度合いのギャップが生じ、
格差が生まれてくるだろうと感じました。
高齢者と言っても一括りにはできない状態にもうすでになっているとも思います。
最近では、アクティブシニアなんていう言葉も聞くようになりました。
多くの高齢者にアプローチし、高齢者全体の底上げをしていくことが今後は必要であると感じています。
ご意見・ご感想